重曹で膝の黒ずみが改善するかどうかは原因による

今やどこのスーパーでも簡単に簡単に手に入る重曹。きっと日頃からお掃除や洗濯に使っている方も多いことでしょう。そんな重曹に驚きの美容効果があるとネット上では賑わっています。その美容効果とは肌のくすみや毛穴の汚れに伴う肌の黒ずみの改善。重曹をペースト状にして使うと黒ずんだ肌も徐々に奇麗になっていくらしいのです。

 

もしその美容効果が本当の話であれば、膝の黒ずみも重曹のペーストで改善していけるのでは・・・、そんな期待に胸を膨らませている方もいるかもしれませんね。

 

確かに、重曹を含んだ洗剤がお風呂の浴槽や換気扇の汚れを除去に強力なパワーを発揮することを考えると、膝の黒ずみの原因としても考えられる毛穴の汚れやくすんだ角質の除去にも強いパワーを発揮するかも・・・、と考えられなくもありません。定期的に入浴の際に膝を洗う時に重曹を使った洗浄剤を使えば徐々に膝の肌の色も改善される可能性もありそうですよね。

 

でも、実は本当に改善できるかどうかは、膝の黒ずみの原因によります。例えば肌のくすみにより黒ずんでいる場合は重曹で改善していける可能性があるようですが、膝の角質。ですが、毛穴の汚れが酸化してできた黒ずみ、角質層の奥深くのメラニンの沈着が原因で黒ずんでいる場合に重曹では無力な場合が多いようです。この場合は、ビタミンC誘導体やアルブチンなどのメラニンの生成やそれに関わるチロシナーゼ酵素を阻害するような成分が必要になってきます。

 

ただ、ここまで膝の黒ずみの原因を3つ挙げてみましたが、実を言うとこれらの原因は少数派です。実際には、日頃の摩擦による膝の角質の発達によって黒ずみが発生しています。そんな膝の黒ずみに重曹を使うことを推奨している方が多いようですが、実は悪化のリスクを高めてしまうことを知って推奨しているのでしょうか?

 

膝の黒ずみに重曹を使うと悪化する可能性が高い理由は摩擦にあり!

 

重曹が膝の黒ずみを奇麗に解消してくれる・・・、そんな風に紹介している方はきっと、ご自身が重曹を使った美容法として試す内に実際に奇麗な膝小僧になった経験からご厚意で紹介してくれているのかもしれません。ですが、問題はその方とあなたの膝の黒ずみが同じ原因から発生したものではないかもしれないことです。

 

原因が違えば対処法も変わってくるのは当然のこと。くすみが原因で黒ずんでる場合と膝への摩擦が原因の黒ずみとでは対処法がまったく変わってきます。前者であれば角質の浅い部分であれば水に溶けた重曹の軽いピーリング作用が功を奏する場合もありますが、後者であれば、重曹による摩擦により逆効果となります。

 

摩擦が原因で発生した膝の黒ずみなのに、さらなる摩擦を与え続ければ事態が悪化するのも当然の話ですよね。

 

ただ、ピーリング作用があるのなら、厚く発達してしまった膝の角質を薄くする効果があるのだから、黒ずんだ角質も一緒に除去できるはず。その結果、膝の色も薄くなっていくのでは?と反論する方もいることでしょう。確かにその反論は一理ありますが、それは美容皮膚科などで行われるケミカルピーリングと垢すりを混合してしまっている意見なのかもしれません。

 

ケミカルピーリングと肌を必要以上に擦る垢すりは似て非なるもの。前者は古い角質層を薄く剥離するものですが、後者は摩擦という刺激によって必要以上に角質を除去するもの。そのため過剰にメラニンを生成させ膝に黒ずみの種を残していき、悪化させてしまうわけです。

 

ペースト状にした重曹で黒ずんだ膝を擦るのは、垢すりとそれほど大きな違いはありません。頻度を少なくしたとしても、実際に摩擦という刺激で膝の角質にメラニンを残してしまいます。最近は膝に塗る美白系保湿化粧品や、美容皮膚科などで受けることができる特殊なピーリング法などもありますから、悪化を防ぐ意味からも、できるだけ重曹以外の方法にも目を向けてほしいですね。