インターネットで紹介される膝の黒ずみ治療薬に気をつけよう

最近では、全国の皮膚科や薬局、あるいはインターネットでも肌の悩みを解決することのできる治療薬が手に入るようになりました。お肌に直接塗り皮下に浸透させることで薬効を示す外用薬、服用することで体の内部から薬効を示す飲み薬など、今や安全性が確立されている薬であれば、誰もが簡単に購入できる時代になりましたね。

 

さて、当ページでは膝の黒ずみを治すことのできる薬についての情報を公開しています。最近では医薬品のネット販売に関する規制も緩和されたのをきっかけに、インターネットでも多くの薬の情報が共有されるようになりましたが、残念なことに質の悪い情報も頻出しています。多くは別の化粧品や薬を紹介しているブログやウェブサイトです。

 

例えば、本来は火傷やけがによる傷あとを目立たなくする薬なのに、黒ずんだ膝をキレイにする効果があると発表したり、「この漢方薬を飲み続ければ肌の代謝によって黒ずんだ皮膚がはいせつされる」などの誤った情報です。確かにいっけん理に適った説明をしてくれてはいますが、多くの情報発信者は事の重大さに気づいていません。

副作用の問題点は正確に発表しているか

お薬は薬効が強いものほど副作用が出るリスクも高くなります。これはどんな薬にも言えることで、膝などのお肌に塗るものであっても例外はありません。例えばステロイド入りの軟膏は強さによっては皮膚の菲薄化や毛細血管を拡張させてしまう作用も懸念されています。膝などは薬剤の吸収性が低いので黒ずみの治療として使っても塗布後のリスクは低いのですが、そもそも、ステロイドホルモン剤は病状のある個所に使う外用剤であり、病気ではない黒ずんだ膝に塗るものではないのですね。

 

だからこそ、治療薬として手に入るものは用法用量をきちんと守らねばなりません。用法の面で言えば、ステロイド軟膏なんて膝の黒ずみを治療する効果などありませんからね。でも実際いるんですよ、湿疹やアトピーなどのアレルギー症状でもないのに、勝手な判断でステロイド軟膏を塗っちゃう方・・・。実際にわたしも、かかりつけの皮膚科医からそんな患者さんのお話を聞いています。

 

 

代表的な例を挙げておきましょう。関連ページでも詳しく紹介していますが、一つ有名な例としてアットノンやオロナインを誤って膝の黒ずみを治療する目的で使ってしまっている方がいます。これらの問題も、最初は「アットノンを使っている内に怪我の跡が目立たなくなってきた」という体験談から始まり、「肌のシミも薄くなるかも・・・」という方が現れ、その後「シミが薄くなるなら黒ずみにも効くのでは・・・」という方が増えたことがきっかけです。

 

膝の黒ずみを治療する目的で薬を探している方は、ブログやウェブサイトに記載されている体験談を鵜呑みにするのではなく、必ず検討している薬の効果・効能一覧に“肌の黒ずみ”と記載されているかどうかを確認してからにしましょう。医学の知識やスキンケアの知識に乏しい方の体験談は全ての方に当てはまる内容ではありませんよ。